写真の明暗を決める『入射光式露出計』とは?

カメラを知りたい
先生、「入射光式露出計」って、被写体に当たる光を測るんですよね? 反射光式と何が違うんですか?

カメラ研究家
良い質問ですね! 反射光式は、被写体で反射した光を測るんだけど、入射光式は被写体に直接当たる光を測るんです。だから、被写体の色が露出に影響しないのが大きな違いですよ。

カメラを知りたい
なるほど! つまり、黒い服とか白い服とか関係なく、正確な明るさが測れるってことですか?

カメラ研究家
その通りです! 被写体の明るさに左右されずに光を測れるので、写真の明るさが安定しやすいんです。だから、プロのカメラマンもよく使っていますよ。
入射光式露出計とは。
「入射光式露出計」は、カメラ用語で、被写体に当たる光そのものを測る露出計のことです。一般的なカメラに内蔵されている反射光式露出計のように、被写体で反射した光を測るのではなく、光源からの光を直接測定します。そのため、被写体の色や明るさの影響を受けずに正確な露出を測ることができるのがメリットです。単体で販売されている露出計の多くはこのタイプで、撮影時に被写体の前に置いてレンズに向けて使用します。
露出決定の強い味方!入射光式露出計の基本

カメラの露出設定は、写真の明るさを左右する大切な要素です。しかし、構図や光の状態によって適切な露出は変化し、初心者の方には難しく感じることもあるでしょう。そこで役に立つのが「入射光式露出計」です。
入射光式露出計は、被写体ではなく、被写体に当たる光そのものを測定する露出計です。カメラに内蔵されている露出計は、被写体で反射した光を測定する「反射光式」であるのに対し、入射光式はより正確な光の情報を計測できます。
入射光式露出計を使う最大のメリットは、逆光などの難しい光条件下でも適切な露出を測れることです。被写体の色や明るさに影響されずに光を測定するため、白い被写体でも黒い被写体でも、正確な露出値を得られます。
入射光式露出計には、ドーム型の「拡散板」がついています。測定の際は、この拡散板をレンズの位置に置き、カメラと光源の間に挟むようにして光を測ります。そして、露出計に表示された数値をカメラの絞り値やシャッター速度に設定することで、適正な明るさの写真を撮影することができます。
反射光式との違いとは?それぞれのメリット・デメリット

カメラの露出設定に欠かせない露出計には、大きく分けて「入射光式」と「反射光式」の2種類があります。普段私たちが使っているカメラの多くに内蔵されているのは「反射光式」ですが、写真スタジオなどでプロのカメラマンが使っているイメージの強い「入射光式」ってどんな仕組みなのでしょうか?
入射光式露出計は、被写体に当たる光の強さを直接測ることで、正確な露出を測定することができます。一方、反射光式露出計は、被写体から反射してきた光の強さを測定し、その反射率から露出を算出します。
入射光式露出計のメリットは、被写体の色や明るさに影響されずに、常に安定した測定結果を得られる点にあります。黒い服を着た人物と白い服を着た人物を撮影する場合でも、同じ場所に立っていれば、適正露出は同じになります。しかし、別途露出計を持ち歩く必要があるため、荷物がかさばってしまう点がデメリットと言えるでしょう。
一方、反射光式露出計は、カメラに内蔵されているため、手軽に使えることが最大のメリットです。しかし、被写体の色や明るさに影響を受けやすいため、白い壁や黒い服など、極端に明るい場所や暗い場所では、露出がずれてしまうことがあります。
それぞれの露出計にはメリット・デメリットがあります。被写体や撮影シーンに合わせて使い分けることで、より思い通りの写真表現が可能になるでしょう。
入射光式露出計の使い方を解説!

入射光式露出計は、被写体に当たる光の強さを測ることで、適切な露出(シャッター速度と絞り値の組み合わせ)を決定するための道具です。カメラマンの多くが使用している、カメラに内蔵されている露出計は「反射光式」と呼ばれるもので、被写体で反射した光を測定しています。しかし、入射光式は被写体ではなく、光源からの光を直接測るという点が大きく異なります。
入射光式露出計の使い方としては、まず露出計のドーム部分を被写体に向けて光源の光を受けます。そして、露出計に表示された数値に基づいて、カメラのシャッター速度と絞り値を設定します。この時、露出計によってはISO感度を設定する必要があるものもあります。適切な設定をすることで、撮影者の意図通りの明るさの写真を撮ることができます。
入射光式露出計は、特に逆光や強い光の下など、反射光式露出計では正確な露出が難しい状況で威力を発揮します。また、白い被写体や黒い被写体など、極端に明るいものや暗いものを撮影する際にも役立ちます。
どんな撮影シーンで活躍?活用例を紹介

一眼レフやミラーレスカメラを使用していると、露出補正やISO感度、シャッター速度などを調整して撮影する機会があると思います。しかし、露出計の種類によっては、被写体の色が露出に影響を与えてしまうケースも。例えば、黒い服を着た人物を撮影するとき、カメラの露出計は標準よりも明るく撮影しようと判断してしまい、結果的に写真が白飛びしてしまうことがあります。
一方、入射光式露出計は、被写体ではなく、被写体に当たる光そのものを測定します。そのため、被写体の色に影響されることなく、正確な露出を測ることができるのです。
入射光式露出計は、特に以下のようなシーンで活躍します。
* 風景写真空と地面など、明暗差が大きいシーンで活躍します。風景全体を適切な明るさで撮影することができます。
* ポートレート人物の肌の色に影響されることなく、正確な露出で撮影することができます。
* 商品写真商品の色を正確に再現するために役立ちます。
入射光式露出計は、プロのカメラマンも愛用する露出計です。使いこなせるようになれば、ワンランク上の写真撮影を楽しむことができるでしょう。
露出計を使いこなして思い通りの写真表現を!

写真撮影において、露出は写真の明るさを決める重要な要素です。そして、その露出を正確に測るために使われるのが露出計です。露出計には、「反射光式」と「入射光式」の2種類がありますが、今回は、被写体に当たる光の量を直接測ることができる「入射光式露出計」について詳しく解説していきます。
入射光式露出計は、カメラに内蔵されている露出計とは異なり、被写体に向けて照射される光の量を測定するため、逆光などの難しい光条件下でも正確な露出を測ることができます。カメラ初心者の方は、オートモードで撮影することが多いと思いますが、オートモードではカメラが自動的に露出を決めているため、撮影者の意図通りの明るさにならない場合があります。一方、入射光式露出計を使うことで、撮影者の意図した通りの明るさで撮影することが可能になります。
また、入射光式露出計は、光を数値化して表示してくれるため、露出補正の目安を立てる際にも役立ちます。露出補正は、カメラが自動的に設定した露出に対して、意図的に明るさを調整する機能ですが、この調整量を客観的に判断することができます。
さらに、入射光式露出計は、一度測定した光の情報を記録しておくことができるものも多く、同じ条件で撮影を繰り返す場合や、後で撮影データを見返す際に役立ちます。
入射光式露出計は、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、使いこなせるようになると、写真表現の幅が大きく広がります。ぜひ、この機会に入射光式露出計の使い方をマスターして、ワンランク上の写真撮影に挑戦してみましょう!