カメラの予備角ってなに?|動画・映像の完全ガイド【詳細解説】|動画・映像の完全ガイド

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カメラの予備角ってなに?

カメラの予備角っ

カメラを知りたい

先生、カメラの予備角ってなんですか?

カメラ研究家

いい質問だね!昔のカメラで、フィルムを巻くレバーがあっただろう?予備角はそのレバーを、巻き上げられる状態にするための角度のことだよ。

カメラを知りたい

うーん、ちょっとイメージがわかないです…

カメラ研究家

そうか。例えば、収納されている折り畳み傘を想像してみて。使うときは、まずカチッと音がするまで広げるよね?あの、収納時とカチッとなるまでの間の角度が、カメラのレバーでいう予備角に当たるんだよ。

予備角とは。

昔のカメラで使われていた「予備角」という言葉について説明します。フィルムを手動で巻き上げるタイプのカメラでは、レバーを特定の位置まで回すと巻き上げの準備が整います。この、レバーが収納されている状態から、実際にフィルムを巻き上げる位置までの回転角度のことを「予備角」または「余裕角」と呼びます。これは、英語では「レバーの遊び」に相当します。予備角が小さすぎると、レバーを回してフィルムを巻き上げにくくなってしまうため、ある程度の角度が必要とされます。

フィルムカメラと巻き上げレバー

フィルムカメラと巻き上げレバー

フィルムカメラを使ったことがある人なら、あの独特の巻き上げレバーを回す感触を覚えているのではないでしょうか。カシャッとシャッターを切った後、次の写真を撮るためにレバーをぐるっと回す。この動作、実は予備角と深い関係があるんです。

予備角(余裕角)とは?

予備角(余裕角)とは?

予備角(余裕角)とは、レンズが本来写せる範囲よりも少しだけ広い範囲のことを指します。イメージセンサーよりも大きい範囲をレンズはカバーしており、このレンズでカバーされている範囲と、実際にイメージセンサーに写る範囲との差が予備角です。

予備角があることで、レンズの製造誤差を吸収したり、カメラを傾けて撮影する際に画像の四隅が暗くなる現象(周辺光量落ち)を防いだりすることができます。

予備角の役割と重要性

予備角の役割と重要性

一眼レフカメラやミラーレスカメラのファインダーを覗くと、表示されている範囲よりも広い範囲が実際に撮影されることに気付くでしょう。この、ファインダーで確認できる範囲よりも外側に広がる範囲こそが「予備角」です。

予備角は、主に構図の微調整を可能にするために設けられています。被写体をファインダーで確認しながらフレーミングをする際、予備角があることで、撮影後にトリミングをする場合でもより自由度高く調整することができます。また、動きの速い被写体を撮影する場合でも、予備角があることでファインダーの外側に被写体が出てしまうことを防ぎ、決定的な瞬間を逃さず捉えることが可能になります。

予備角の大小による影響の違い

予備角の大小による影響の違い

予備角の大きさは、写真の仕上がりに直接影響を与える要素の一つです。具体的には、予備角が大きいほど、周辺光量落下の抑制や歪み (ディストーション) の軽減といった効果が期待できます。逆に、予備角が小さい場合は、レンズの設計が容易になり、コンパクトで軽量なカメラシステムを実現しやすくなります。そのため、カメラの用途や設計思想によって、適切な予備角は異なってきます。

デジタルカメラにはない?予備角の面白さ

デジタルカメラにはない?予備角の面白さ

デジタルカメラ全盛の時代、「予備角」という言葉を知っていますか?フィルムカメラ、特にレンジファインダーカメラに馴染みのある方ならピンとくるかもしれません。予備角とは、ファインダーとレンズが別々に配置されているカメラで起こる、ファインダー越しに見える範囲とレンズが実際に写し取る範囲とのズレのことを指します。

予備角は、一見するとデメリットのように思えるかもしれません。しかし、このズレこそが、写真表現に独特の面白みを与えてくれるのです。例えば、被写体に近づきながら撮影する場合、ファインダー上ではフレームアウトしてしまいそうな状況でも、レンズはしっかりとその瞬間を捉えていることがあります。また、被写体の動きを予測しながらフレーミングすることで、意図的に構図から外れた瞬間を切り取ったり、予期せぬ一瞬を写真に収めたりすることも可能です。

デジタルカメラでは、基本的にファインダーとレンズの視線が一致しているため、予備角は存在しません。しかし、予備角がもたらす偶発性や予測不能な写りは、デジタル時代においても新鮮な魅力と言えるでしょう。デジタル写真に慣れ親しんだ方も、予備角という概念に触れることで、写真表現の新たな可能性を見出せるかもしれません。

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